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本堂
本堂は、かつては東本願寺八尾別院本堂でした

本堂

現在の本堂は、慶長12年(1607年)に徳川家康が東本願寺八尾別院本堂として建立し、京都天明の大火の後10年間御影堂の役を勤めた建物を昭和36年(1961年)に移築、再建した由緒あるものです。

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逆さ銀杏
境内には、樹齢750年余、都内最古の銀杏が

逆さ銀杏

貞永元年(1232年)、善福寺を訪れた親鸞聖人が立ち寄った記念に、持っていた杖を地にさしたところ枝葉が繁茂したといわれています。樹齢750年余、都内最古の古木として国指定の天然記念物になっています。

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墓地
都心とは思えない清浄な墓地が広がります

墓地

麻布にありながら都心とは思えない清浄な墓地には、慶應義塾大学を創立した福澤諭吉の墓所、越路吹雪の歌碑があります。

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アメリカ公使館記念碑
初代アメリカ公使館として日米友好を深めました

アメリカ公使館記念碑

安政6年(1859年)、麻布山善福寺は初代アメリカ公使館となり、タウンゼント・ハリス公使以下の館員を迎え日米友好を深めました。

麻布山 善福寺
平安時代の天長元年(824年)に弘法大師によって開山されました。鎌倉時代に当寺を親鸞聖人が訪れ、迎えた了海上人は、親鸞の高徳に傾倒し、一山をあげて浄土真宗に改宗しました。
幕末に初代アメリカ公使館となり日米友好の絆を深めた当寺には、近代日本の礎を創った福澤諭吉や益田孝といった多くの偉人たちが足繁く訪れています。